iPad Pro (第4世代)でDTM環境を構築

こんにちは。先日、新しいiPad 2020(第4世代)を購入しました。発売当日に受け取り、即DTM環境を作ってみました(たぶん世界最速)Alexaにより、セッティングも自動化しました。シンプルな構成なので、入門者の方も良かったら参考にしてみてください。
結論から言うと、PC無しでも問題無く宅録できました。

リモートセッションをやろうとするとPCが必要です。その辺りは以下を参考にどうぞ

現在の構成

1. 機材解説

Audio Interface

  • Steinberg USB3.0 UR44Cを採用しました

  • 採用ポイント

    • USB 3.0(USB Type-C)対応
      • タブレットで済ませるにはUSB Cが必要です
    • ジャック×4 & マイクプリアンプx4
      • 複数人の楽器とマイクを繋いで、イヤホンジャック or Bluetoothで出力すれば、サイレントセッションもできます
    • 価格
    • ios版のCubaseが付随
      • Cubase
        • 初級者でも扱いやすい有名な音楽制作ソフトでプロも使っています
        • こういった機能が豊富なDAWソフトは宅録に必須です
      • 無料
        • 本来は購入する必要があります
      • セットアップが楽
        • Apple StoreでinstallしてUSB-Cケーブルで繋げるだけ
        • 実は今回のハードとCubaseは、どちらもSteinburg社が開発しているので相性が良いです
    • ループバック機能により、動画配信も可能

Cubaseのセットアップ手順

  • Cubasis LE2をApp Storeからinstall

  • アプリを起動

Cubasis LE2
  • ”To unlock a Cubasis LE features…”と表示されます
    • 解除方法は以下の二つです
Cubasis Locked
  • USB-Cケーブルで接続(iPadについていた純正品を使いました)
Cubasis接続状態
  • unlock完了
    • 以下のように表示されれば連携完了です
Cubase_unlocked
  • Cubaseを初めてすぐに適当にパッドを使って打ち込んでみました(意外とそれっぽくなって楽しい)

iPad Pro 2020(第4世代)

  • 採用ポイント

    • USB C対応
      • USB C対応のInterfaceに簡単に繋げます
    • メモリが6Gに増強
      • 音源編集にはある程度パワーが欲しい
    • トラックパッド・マウスに対応
      • Bluetoothマウス等でPCライクな作業が可能に
    • 出力方法にBluetoothを選択可能
    • 値下げ
      • iPad Pro第三世代登場時よりもだいぶ安いです
  • コスパ重視の方は11インチにすると少し安いです

Hub

  • 以下のような入出力を実現するために採用してます

    • 入力
      • USB-C
    • 出力
      • HDMI
        • モニター
      • イヤホンジャック
        • 音声確認
      • Bluetooth
        • モニター、プロジェクター、スピーカーとの連携
  • QGeeM USB-C Hub

    • より強めのHubが欲しければこちらもおすすめです(こちらはMacbook用に購入したのですが、iPadにも使えました)

Bluetoothスピーカー&イヤホン&カメラ

  • WF1000XM-3

    • 立って弾く際にコードが引っかかるのが面倒で、結局生音でしかやらない節があったため採用

    • 専用アプリから細かくイコライザーを弄れて楽しい

    • Bluetoothのノイキャンイヤホンの中で最も音質が良い(2020/03 時点)

      • スケールアップ技術で、音質を勝手に上げてくれる

  • SRS-XB32

    • 価格が手頃で低音の出が良い

      • これの一つ上のサイズは音量重視で音がこもり気味(Sonyの店員さん談)
    • 複数個を連携させて、別の音を振れる

      • 自分を囲むように配置して、音に包まれてみたかったので使ってます
    • ジャックもさせます

    • 防水なのでお風呂でも聞ける

WEBカメラ

アンプ

  • Fender信者なので、Fenderのベースアンプを使っています

    • でかくてかっこいいので40Wを購入したものの、近所迷惑になるので音量最低でもライン以外では音出しできないです

全体像

  • モニターに写すとこんな感じ(追記:今はもう少し整理しています)
Cubase_unlocked
  • プロジェクターにミラーリングするとこんな感じ
    • 120インチでかい

Cubasis@popin aladdin

2. AlexaでSettingを自動化

  • せっかくDTM環境を作っても、セッティングの手間でやる気が失せそうなので自動化しました。
    • 機材が増えるほど効果を発揮してくると思います

定型アクション

Alexaに「DTM」と言うと、実行される”定型アクション”を設定します

  • Trigger
    • 音声:「DTM」
  • Action
    • スマート電源タップAをON/OFF
      • Bassアンプを接続
    • スマート電源タップBをON/OFF
      • エフェクターを接続
    • スマートリモコンを起動
      • Monitorのリモコンの電源ボタンを登録
      • プロジェクターの電源をON

解説

  • スマートスピーカー

  • Smart電源タップ

    • 電源のON/OFFで操作する機器であれば基本これでOKです

    • 一通り試したことがありますが、一番コスパがいいのは各穴を制御できるMeross スマート電源タップです

  • Smartリモコン

    • 赤外線リモコンで動くものであれば、Smartリモコンに記憶させて、Alexaから実行できます

    • 大量のリモコンを纏められるのですっきりします

    • 私はNature Remo miniを使っています

      • 人感センサーまでついているので、勝手にON/OFFさせることもできます

3. その他のもろもろ

リモートセッション

モニター部分をプロジェクターに変更

  • iPadはBluetoothによって画面をミラーリングすることもできます。プロジェクターにはPopin Aladdinを使っています
プロジェクターを入れた構成
  • ミラーリングするとこんな感じで、壁一面にCubasisが映ります
    • 120インチあると立って弾きながらでも見えて楽しいです

Cubasis@popin aladdin

AWS Componserの導入

仕事でAWS(クラウドサービス)をよく使っているのですが、去年機械学習用のキーボードが発表され、ずっと気になっています。

  • AWS Composerとは
    • 弾いたメロディに対して、AIがアレンジを加えて作曲
    • 学習済みのモデルが複数用意されている
    • そのままSoundCloudにアップ可能
    • 学習モデルはオリジナルでも作成可能

学習モデルは与える音源によって変化していくらしいです。AIに音楽のルーツを持たせられるのが人間らしくて興味深いです。

まとめ

今回の記事は以上です。タブレットでも音源編集が可能になり、だいぶDTMの敷居が下がったように思います。私も一から調べて今回の構成を作ったので、ここまでは誰でも真似できると思います。是非試してみてください。

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